研修

失敗して次に生かせるように

すみか体験では、失敗への恐怖を克服する大きな糧となりました。すみかでは、ミスをしても、いきなり怒鳴られるようなことはありません。失敗体験のあと、なぜ間違ってしまったのか、失敗したときにはどう対処すればいいのかということを、考える機会をもらえます。失敗から気づいたことを次へ生かしていけるようになると、自信がつき、新しいこと、やりたいことに自ら挑戦する意欲もわいてきました。

人とのつながりを感じながら

集プロを始める前と後とで何よりも変わったことは多くの人とつながっているということです。話し合いでは、こんなこと話しても言いのかな？と思うようなことでもメンバーのみんなは真剣に聞いてくれ、受け止めてくれました。呼びかけをすれば反応を返してくれ、質問をすれば答えてくれる。そして、ともに仕事をつくり上げる。周囲の人とのうわべではない素直な言葉のやり取りが私の働くこと、生きることの輪郭をつくってきたのだと思います。

世間に対する印象がほどけた

企業での出張販売や職場見学、市役所への配達の体験も印象に残っています。自分が世間の人からすみかの一員として扱われる事で、世間からの疎外感が薄れ、一見自分達にとって関わりが薄いと感じる人がすみかのパンに関心を持ってくれている事を知って、私の世間に対する凝り固まった印象が、ほどけていったように感じます。

自分への信頼と、人への信頼が生まれた

仕事の基礎的なスキルや心構えはもちろんですが、これから社会に出て辛い状況に直面しても、きっと乗り越えられるだろうという自信がつきました。すみかでやってきたように努力すれば、何とか形になるだろうという自分への信頼と、形になったことを評価してくれる人は必ずどこかにいるものだという、自分を見てくれる人への信頼が、私の中で生まれたためだと思います。